日付が変わり、6月10日(3日目)の0時になりました。 次に乗るのは、夜行特急の787系「ドリームつばめ」号、西鹿児島行きです。 外観を見るだけで豪華さが漂いますね。異彩を放っているのは、お分かりになりますよね? このような側面にあるロゴも、他のJR車両には、ありませんよね。 |
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ここからいよいよ、魔法の切符、「九州グリーン豪遊券」です。 この切符は、3日間グリーン車に乗り放題で金額は20900円です。かなりというかすごくお得です。これは、使ってみないとその威力が分からないかと思います。 |
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早速、車内に入ります。当然、今日からは、グリーン車です。 ちょっと見難いのですが、このガラス戸からグリーン車内へ入ります。 |
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ガラス戸を開けると、このような座席配置となっております。 荷物入れは、飛行機と同じ、ハットラック式になっているので、落ちることはありません。 ちなみに、この車内は、リニューアルを受けていまして、九州新幹線つばめリレー用になっておりました。 また、グリーン車には、個室もありまして、今日は、若い夫婦とベビーカーに乗った赤ちゃんがその室内に入っていきました。 こういうときは、個室があるとありがたいですよね。 グリーン車の客室内は、わたくしともう一人の2人だけでした。 しかし、もう一人の野郎…携帯の音を最大にしているらしく、呼び出し音がものすごくでかすぎ!しかも、大声でしゃべるから、「グリーン車だから、ふざけるな!」と言ってやりたかったですね。夜行ですので… |
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これが前から見た車内です。 電車の中では一番豪華ではないでしょうか?鉄道のことが詳しくない方でも、この車内に入れば、かなり驚くこと間違いなしです。 ドリームつばめは、0時06分、定刻に博多を出ました。いよいよ西鹿児島へ発車です。 途中、前を走行している、普通列車のため、鈍足ですが、南福岡駅を通過すると、一気にフル加速しました。 |
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約1時間半後、熊本駅に着きました。 ここで、自由席車を中心に、かなり降りて行きました。 ここで、例の携帯野郎も降りて行きました。これで、一安心して眠ることが出来ました。そう、やっと一人になり、貸切となったので… SLあそBOYの看板がありました。雄大な阿蘇を望みながらSLが走るのです。また乗ってみたいですね。 |
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5時54分、終点の西鹿児島駅に着きました。 西鹿児島駅は、まもなく駅名が鹿児島中央に変わります。上のほうは、新幹線のホームが出来ます。 |
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再び、ホームへ戻ると、宮崎行きの485系特急「きりしま」が乗客を待っておりました。しかし、客はあまり乗っていないようでした。よく見ると、派手な色をしていますね。 国鉄時代の特急も九州では、日豊本線でしか、見ることがないようです。 |
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しばらくホームで待っていると、次に乗る、博多行き787系「つばめ2号」が到着しました。 このように、明るくなってから、見る787系、やはりすごいですね。 |
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当然グリーン車にいきます。 こちらは、グリーン車にある個室です。個室内は、このようになっております。 4人まで乗ることが出来ます。この室内は1室しかありません。 なんとこの個室の料金は、2人分のグリーン車料金で利用が出来ます。なので、4人で乗ると、グリーン車料金が通常の半額になるんですね。 |
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「つばめ2号」は、定刻の6時25分に発車しました。 このつばめには、グリーン車専属の女性客室乗務員が乗っております。 客室乗務員に切符を見せると、「これからたくさん乗られるのですね。」と笑顔で言われました。 そうです、これからフーテンの旅(豪遊版)が始まる… 朝メシがまだでしたので、早速客室乗務員の人に注文をしました。 ご覧のようなものを頼みました。左がドリンクサービスでもらったアイスコーヒー。真ん中がサンドイッチ、そして、右のは、チーズケーキバーです。 |
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「つばめ」のグリーン車に乗ると、おしぼり、ドリンクサービス(おかわり自由)、雑誌、毛布、キャンディー、オーディオのサービス(イヤホンの貸し出し)などがあり、最高です。 こちらの画像は、川内駅です。鹿児島県では結構にぎやかなところです。下り線には、485系の「さわやかライナー」鹿児島行きが停まっておりました。 やはり、特別に料金がいるのですが、かなりの乗客が乗り込んでおりました。この電車、デッキにまで人がいました。かなり繁盛しているのですね。 上の建物、工事中ですが、九州新幹線の川内駅です。もう、新幹線の現実がそこまで…と言った感じです。 |
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川内駅を出て、しばらくすると、海沿いに出ます。 この海は、東シナ海です。天気もよく、海の景色も最高ですね。 |
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7時23分、約1時間で、目的地の阿久根駅に着きました。 乗務員さんもこの駅までの切符を見せたとき、不思議そうな顔をしておりました。 気になる駅だったので、降りることにしたのです。 そう、九州新幹線は、この駅は、通りませんので…、「つばめ」亡きあとは、どうなるのでしょうか? 降りるときは、乗務員の人に笑顔で「お気をつけて…」といわれました。このように言われると、また乗りたくなってしまいますよね? 降りてみると、やはり駅周辺には何もありませんでした。 すぐに退散することに… しかし、時間帯が通学時間帯なので、高校生達が多いです。 |
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これは、阿久根駅の駅舎です。 わたくしは、7時37分の普通に乗り込みました。案の定、高校生で超満員でした。 ローカル線の典型か…車両が男女別になっていました。 ここで、男子高生の方に乗るか、女子高生の方に乗るか… 男ばかりだと暑苦しいので、女子高生のほうへ行きました。しかし、これは大成功でした。 |
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これがわたくしの乗った普通列車です。 阿久根から二駅先の野田郷駅に野田女子高校というのがありました。当然のように、女子高生は降りていき、一気にガラガラになり、楽に席に座ることができました。大正解でした。男子高生のほうは、まだ満員でした。 男子高生や残りの女子高生は、西出水駅でほぼ全員降りて行きました。 ワンボックスを独り占めにして、8時02分出水駅に到着しました。ここで途中下車です。 |
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これが出水駅の駅舎です。出水駅は鹿児島本線での鹿児島県北端の都市です。 まだ時間があるので、少し散策をします。 |